手づかみ食べをしなかったらどうなった?2人の子どもにさせなかった我が家の実体験
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公的な離乳支援では手づかみ食べは重要な経験とされています。
私も当時、そのことを知っていました。
それでも私は、手づかみ食べを一切させませんでした。
上の子も、下の子も手づかみ食べはしていません。
「なぜ手づかみ食べをさせなかったのか」
「実際にどう離乳食を進めたのか」
「その後子どもたちはどうなったのか」
私の体験談としてまとめています。
※お読みください※
「手づかみ食べをさせないことをおすすめする記事」ではなく、「私はこういう理由で手づかみ食べをさせなかった体験談」となります。1つの参考例として、気軽にお読みくださると幸いです。
目次
☑ 離乳食の手づかみ食べが「大切」とされていることを知っていた
・育児書
・インターネットの記事
・育児情報
・周囲から聞いた話
離乳食を進めることが当たり前であるのと同じように、
「手づかみ食べ」もステップの1つとして
当たり前に進めることのように書かれていました。
初めての育児で不安しかない毎日を過ごしていた中、
育児書やネットの記事を頼りに育児をしていた私は
「手づかみ食べをさせるのが普通なのか」
と教科書のように情報を入れていました。
【参考・出典】
こども家庭庁「授乳や離乳について」
もちろん、
基本はその子のペースに合わせて「嫌がったり、自ら進んで食べようとしない時は焦らずゆっくり進めていきましょう」とありました。
☑ それでも私は手づかみ食べをさせなかった
「焦らずゆっくり進めていきましょう」としながら、最終的に私は「手づかみ食べはさせた方がいいのか、、、」と捉えました。
当時、
初めての育児で疲労困憊だった私はプレッシャーに感じてしまい、逃げるように「手づかみ食べはさせないといけないの?」と後ろ向きになっていました。
☑ 私が離乳食で手づかみ食べをさせなかった理由
―食べ物を手で触らせる必要性を感じなかった
我が子の場合のお話をします。
「食べ物をぐちゃぐちゃにする」
「食べ物で遊び始める」
「食べ物を投げたり、床に落としたりする」
手づかみ食べをさせたら
「きっとこうなる」と思いました。
その経験から子どもの成長につながるのでしょう。
しかし、
当時の私は精神的に疲れ切っていて、これらが「耐えられない」と思いました。「また、遊び始めるのか・・・」とごはんの時間がくることが嫌になる、そんな風に考えるほど追い詰められていました。
―スプーンで食べさせることに特に困らなかった
離乳食が始まったころ、スプーンで食べさせていました。
スプーンで食べさせることに特に困らなかったので
「このままでいいのでは?」と素朴な疑問がありました。
―「みんながやっているから」ではなく、自分が納得できる方法を選んだ
一番の理由は、
「食べ物を投げたり、落としたり、ごはんで遊び始める子どもを目の前に、冷静に自分を保てる自信がなかった」からです。
なんとも情けない理由です。
子どもの成長過程で大切と言われることより、自分の精神的安定を優先しました。
ただ、それは私なりの強いこだわりもありました。
愛おしい我が子に、ごはんで遊び始めたり、床に落としたり投げつけたりすることで「自分がイライラしてしまう感情を子どもに見せたくない」
私たち母親も弱き人間です。
初めての子育てで不安だらけの毎日。1歳2歳の子にイライラなどせず、いつも笑顔で接してあげたい。
私は「手づかみ食べの経験」より、「ごはんの時間を穏やかに過ごす」ことを大切にしたいと思いました。
「手づかみ食べをさせることで私が笑顔で接してあげられないくらいなら、いっそのことしなければいい。」
手づかみ食べをさせない決心をしました。
強い決心をしたものの、「本当にこれでいいの?」とその後何度も悩み始めます。
もし今、あの時の自分に声をかけてあげられるなら、「その決断は正しかったよ」「こんな悩み全然大したことないよ、大丈夫」と抱きしめてあげたいです。
☑ 実際に、手づかみ食べなしで離乳食を進めてみた
―離乳食初期~中期~後期~完了期
手づかみ食べは、一般的には離乳後期(生後9~11か月頃)から取り入れられることが多いようです。
ただ、我が家は初期~中期~後期~完了期まで私が食べさせていました。
「ごはんはお母さんが食べさせてくれるもの」というスタイルで、「自分で食べる」ことはせず、あっという間に完了期まで進みました。
—手づかみ食べをさせなくても、特に困らなかった
手づかみ食べをさせなかったことで、私自身が「困った」と感じたことはありませんでした。
「本当にさせなくて大丈夫?」と悩むことは定期的にありました。
実際に「手づかみ食べを一切しなかったよ」という経験者が近くにいたら、実体験の記事などを読むことが出来たら、「安心材料」となり悩むこともなかったかもしれません。
じっとしていられない子を連れての外食もほとんどしませんでしたので、周りの目が気になることもありませんでした。
周囲から「自分で食べないの?」などの声がかかることを心配していましたが、幸い、そのような声をかけられることもありませんでした。
―「子どもが自分で食べてくれた方が楽なのでは?」
私にとっては私が食べさせた方がはるかに楽でした。
「ごはんを食べることに集中しなくなり、手遊びをし始めたらおしまい」のように教えることで、ごはんの時間も長引くことなく、本当にスムーズに進みました。
・ 周りにお友達がおらず、親戚も近くにいなかった
ことで、同じ月齢くらいの子が自分で食べている
様子を見たことがなく「ごはんはお母さんが食べ
させてくれるもの」と完全に思っていたと思います。
・ 食事の時間、集中せず遊び始めてしまうことも時々
ありましたが、基本的に「食」に意欲的だったので
全く食べずに困ることはありませんでした。
・ スプーンを渡すこともしなかったので「自分で食べ
る!」などのイヤイヤもありませんでした。
・ 手が出ることもありましたが「ごはんは手でたべない
よ」など声掛けをして「ごはんはスプーンで食べる
もの」と教えました。
「自分で食べることはしない」のみで、初期~中期~後期~完了期と食べられるものは増えていたので「これでよし」としていました。
☑ 手づかみ食べをしなかった子どもは、その後どうなった?
―自分で食べるようになった時期
2歳前後で「自分でスプーンを使って食べる」ことを初めてさせました。
今まで「お母さんに食べさせてもらっていた」ことが、「自分で食べていいよ」となった瞬間、驚くほど上手に食べ始めたことを覚えています。
「自分でできる!やった!」と思ったのでしょうね。
無我夢中でスプーンを上手に使い食べてくれました。
我が家では、食べものを手で触ったり、ぐちゃぐちゃにする、投げたり、遊んだりすることはありませんでした。
想像以上に早く、上手に、スプーンを使って食べられるようになったので本当に驚きました。もっと早くにスプーンを渡してもよかったのかもしれません。
「スプーンを渡してもいいかな」と思えるようになった時が「自分で食べること」のはじめ時だと私は感じました。
我が子にはずいぶんと長く待たせてしまいました。
少なくとも我が家では、手づかみ食べを経験していなくても、スプーンを使って自分で食べるようになりました。
悩んだことが吹き飛んだ瞬間でした。
―3歳ごろにお箸へ
3歳前後に補助箸を渡しましたが、特に困ることなく上手になっていきました。
お箸の使い方で担任の先生に指摘されたこともありません。
―「手づかみ食べをしない」と決めたからには「貫き通す」
我が家では「手づかみ食べはさせない」と決めたので、「今日は手で食べてもいいよ」「やっぱり今日はダメ」というように対応を変えず、一貫していました。
―上の子だけでなく下の子も「手づかみ食べ」をさせなかった
実は、上の子だけでなく下の子も「手づかみ食べ」を一切させませんでした。
下の子も離乳食初期~中期~後期~完了期~2歳になるまで私が食べさせました。
「そろそろスプーンを渡してもいいかな」と思ったころ、「お箸を使ってみる?」と補助箸なしの箸を渡してみました。
驚いたことに、渡したその瞬間からお箸を上手に使って食べ始めました。
下の子は、スプーンやフォークで食べる経験なく、いきなりお箸で食べることとなりました。
この時、「上の子も補助箸いらなかったな」と思ったのを今でも覚えています。
「補助箸」に慣れてから「補助なし箸」に変える時、少し苦戦していたので、いきなり「補助なし」でよかったのかもしれません。
結果、下の子は、上の子よりさらに楽に、一人で食べるようになってくれました。
「なんて楽なんだ」と思ったのが正直な感想です。
☑ 手づかみ食べをさせるか迷っている方へ
私は手づかみ食べをさせませんでした。
しかし「手づかみ食べは必要ない」と言いたいわけではありません。
当時の私がこの記事を目にしていたら、もう少し自信を持って「させなくてもいいか」と考えられたと思います。
様々な育児情報があり、「何が正しいのか」「これを必ずさせないといけないのか」「させないとどうなるのか」不安でいっぱいになります。
「自分の子には多くの経験を積ませてあげたい」「できることが増えたらいい」と願うのは誰しも同じです。
私は、自分の状況に合わせて「笑顔で接してあげたい」を優先しました。
子どもが一人一人違うように、お母さんも一人一人違い、心の余裕も違うはずです。
毎日を乗り越えることで精いっぱいの方もいらっしゃるはずです。
私は「完璧にできなくても、穏やかに過ごせることを大切にしていい」と思っています。
現在、上の子は中学生になる年齢ですが、毎日給食をおかわりして食べ残すことはありません。お家でもそうです。
下の子も、苦手な食材はあるものの、上の子を見習って同じようにおかわりしますし、「残さない」ことを目標にしています。
決して、褒められた美しい食べ方ではないかもしれませんが、それなりに食べています。
常に「食」に関心があり、美味しいものが大好きな子たちに成長しています。食事の時間を楽しみ、食べ物を大切にする姿も見られます。
「こういう人もいるんだ」と、一つの体験談として気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

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