切り株にきのこが生える原因は?取り除き方と再発した我が家の対策

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我が家では30本以上の木を伐採し、

そのうち3本を切り株として残しました。


伐採から6年。



「もうとっくに土に還っているだろう」

と思っていた切り株から、突然きのこが生えてきました。


しかも、今まで一度もきのこが生えたことのない切り株です。


「なぜ今になって?」

「切り株は腐っているの?」

「きのこだけ取り除けばいいの?」


私も分からなかったので

まず生えてきたきのこを取り除き、

切り株にドリルで穴をあけて様子を見ることにしました。



ところが、わずか1週間後にきのこが再発。


どうやら、

目に見えているきのこを取り除いただけでは

終わらなかったようです。



▼お時間のある時にご覧ください


目次

☑ 切り株にきのこが生える原因は?

―切り株にはきのこが栄養源として利用できる木材が残っている




木を伐採した後も、切り株や根には

セルロースやリグニンなどの木材成分が残っており、
それを栄養源として利用する菌類が生育するためです。



―木材を分解する菌類が利用する


切り株(木材)を分解して生活する菌類は

切り株の内部で菌糸を広げ、
温度や湿度などの条件が整うと
菌糸からきのこ(子実体)が形成されます。


*************

切り株が残っている
↓
菌糸が活動できる
↓
条件が整う
↓
きのこ(子実体)が出る

*************


―湿度・温度などの条件が整う


きのこ(子実体)の発生には

• 温度 
• 湿度 
• 木材の状態 
• 酸素 
• その場所に適した菌類が存在するか 
• きのこが子実体を形成する条件 

など、さまざまな要素が関係します。


切り株が濡れているからきのこ(子実体)が生えるわけではありません。


【参考・出典】
農林水産省「きのこはどうやって増える?」



☑ 我が家の切り株に6年後、きのこが生えた




我が家では6年前に30本以上の木を伐採しました。


切り株として残したのは3本で、
それ以外はすべて伐根しました。


切り株を出来る限り低い位置で切断し、
路盤材を敷いたところからきのこが生えてきました。


6年間一度も生えたことはありませんでした。


切り株として残した3本のうち、
これまでは2本できのこの発生を確認していました。


そして今回、
これまで一度もきのこが生えたことの
なかった3本目の切り株にも、きのこが生えてきました。


これで、我が家に残した3本すべての切り株で
きのこの発生を確認したことになります。



路盤材を敷いてあることもあって、

もうとうに土に還っていると思っていたので
きのこが生えてきた時には本当に驚きました。



切り株があれば必ずきのこが生えるわけではなく、
周囲の環境や木の状態など、
複数の条件が関係していると考えています。


我が家できのこが生えてきた切り株は、

・ 梅

・ 柿

・ 樫

でした。


きのこの種類は分かっていません。
しめじのように見えるきのこも生えていました。


※きのこの種類が分からないものは食べないようにしてください。



―我が家の切り株はなぜ6年経っても残っている?


我が家の場合、
次のような条件が分解速度に関係している可能性があります。


・立派な木だった

・切り株がある場所は傾斜がついており、
 全く水が溜まらないので湿り気がない

・路盤材を敷いている、
 日光に常にさらされているので常に乾燥している



6年間きのこが生えなかったからといって、
切り株が完全に分解されていたとは限らないようです。




☑ 切り株に生えたきのこを実際に取り除いてみた




①きのこを根元から取り除く

手袋を着用し、
きのこの根元を園芸用の道具などで取り除きます。



私は包丁を使って取り除きました。


苦戦するかと思っていましたが、包丁を入れると
あっさりポロっと取れました。
※刃物を使う場合はケガに十分注意してください。






②周辺に落ちたものも回収する

塊になったきのこは周辺に落ちることはありませんでした。

しめじのように見えるきのこは取り除く際に落ちました。

すべて回収しビニール袋へすぐに入れました。



驚いたことに、
きのこの根元は切り株の表面に乗っているだけではなく
木材と一体化したような状態になっていました。




目に見えているきのこ(子実体)だけを取り除いても、
切り株内部に菌糸が残っている可能性があります。


それも玄関前という一番目立つ所です。


これは長い付き合いになりそう・・・


――私の失敗――

「きのこの再発防止には木酢液をかけるといい」
というのをどこかで見かけ、

調べずに家にあった木酢液をかけてしまいました。




※木酢液は、今回切り株内部の菌糸を確実に除去できる方法として確認できなかったため、今後は自己判断で使用しないことにしました。


効くか効かないかわからないものをかけてしまった・・・






☑ 切り株の分解を促す方法



切り株の自然な分解を促すために、
環境を整える方法もあります。


切り株を腐らせる方法は時間がかかるうえ、
腐朽の過程で一時的にきのこが発生することがあります。


きのこは見つけ次第取り除き、
切り株を分解させることに注力する方が解決となる
かもしれませんね。



①切り株をできるだけ低くする

地面近くまでチェーンソーなどで切り下げます。
高さが低いほど、後の作業がしやすくなります。



②切り株の自然な分解を待つ

切り株の大きさや樹種、気温、湿度などによって
分解速度は大きく異なります。


数カ月で済むとは限らず、
年単位で時間がかかることもあります。



③我が家の切り株にドリルが簡単に入る=切り株の分解が進んでいる?



我が家は玄関ポーチ前にきのこが生える切り株がある
ため、根本的にきのこを駆除したいと考えています。


切り株にドリルで穴を開ける方法を実践してみました。


目的:

切り株内部に水分や空気が入りやすくなれば
分解に影響するのではないかと、
ドリルで穴を開けて経過を見ることにしました。


※必ず分解が早くなるとは限りません。
切り株の大きさや樹種、環境などによる差があります。



きのこと一体化したように見える切り株は
ドリルで簡単に穴をあけることができました。


力を入れなくてもスルスルとドリルが入っていきます。


伐採直後の切り株にドリルで穴をあけた時とは
硬さが全く違いました。

分解が進んでいる、ということですかね。


この結果だけで腐朽の程度を判断することはできません。

穴をあけたことで
切り株の分解が進むか今後も様子を確認していきます。





☑ きのこを取り除くときの注意点

―きのこを素手で触らない



切り株に生えている種類が分からないきのこを
取り除く際は、念のため手袋を着用しましょう。


きのこの中には、カエンタケのように
汁に触れることで皮膚障害を起こすものがあります。

取り除いた後は手袋を外し、手をよく洗いましょう。



【参考・出典】
厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:カエンタケ」


―種類が分からないきのこは食べない



野生のきのこには食用に適さない種類もあるため、
種類が分からないものは食べないことが大切です。



【参考・出典】
厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」



―薬剤を使用する場合は用途・使用方法を確認する


薬剤を使用する場合は
切り株やきのこへの使用が認められているか、
製品の用途・使用方法・使用量などを確認しましょう。




―きのこを火で焼くなど危険な方法は避ける



表面を焼くだけで、
切り株内部の菌糸まで確実に除去できるとは限りません。


切り株や周囲の枯れ葉・木材に火が燃え移る危険があります。


煙や臭いが発生するほか、
住宅やフェンスなど周囲のものを傷めるおそれもあります。



―住宅や配管の近くでは無理に切り株を掘り起こさない


・建物や配管などが近い場合

・電線・ガス管・水道管などの位置が不明な場合


自力で作業せず専門業者に切り株の除去を依頼しましょう。


☑ 切り株のきのこを再発させたくない場合の考え方

―切り株そのものを除去する


根本的に再発を抑えたい場合、

きのこだけを取り除いたりするのではなく、
切り株そのものへの対策を検討しましょう。




―定期的に切り株をチェックする



きのこが何度も発生するなら、

「切り株がかなり腐朽しているのでは?」と
確認するきっかけになります。


木材が柔らかくなっている、
空洞化しているなどの変化がないか確認できます。




―切り株に水がたまり続ける状態を避ける


切り株の状態やきのこの種類によって発生条件は
異なるため、乾燥させれば必ずきのこが
生えなくなるとはいえません。


雨水がたまり続ける場所では、
周囲の排水や風通しを確認しておくとよいでしょう。




目的

考え方

A.生えているきのこを

取り除きたい

目に見えている子実体を取り除く


B.きのこの発生源

そのものをなくしたい

切り株を撤去する


C.切り株を撤去できない


自然な腐朽・分解を待つ






我が家では、

玄関前で目立つ切り株→A

人がほとんど通らず安全上の問題がない場所→C


というように、
場所によって対応を分けることにしました。




▼お時間のある時にご覧ください



☑ 追記|切り株に穴をあけて1週間できのこが再発した

きのこを取り除き、切り株にドリルで穴をあけてから
わずか1週間できのこが再発しました。

こんなに早く再発するとは本当に驚きました。


ドリルで穴をあけたのみで、
この1週間雨だったわけではありません。


切り株ときのこが一体化したように見えていたので
切り株内部に菌糸が残っている可能性が大きいですね。


もう一つ、
私が未確認のままかけてしまった「木酢液」も
きのこの再発を防ぐことはできませんでした。


毎日出かける際に「またきのこは生えていないか」
チェックするのが我が家の日課となりそうです。


☑ 追記|6年間きのこが生えなかった3本目の切り株にも発生

この記事を書いた時点では、我が家に残した3本の

切り株のうちきのこが生えていたのは2本でした。


ところが、これまで一度もきのこが生えたことの

なかった3本目の切り株にもきのこが生えてきました。


これで、3本すべての切り株できのこの発生を

確認したことになります。


「6年間何も生えなかったから、もう大丈夫なのかな」

と思っていたので、今回の発生には驚きました。


切り株は、きのこがしばらく生えていなくても

時間が経ってからきのこが発生することがあるようです。


我が家では、

今後も3本の切り株の様子を見ていきたいと思います。

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