切り株にきのこが生える原因は?駆除方法と再発を抑える対策を解説
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②周辺に落ちたものも回収する
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庭や敷地内に残した切り株から、
突然きのこが生えてくることがあります。
「きのこだけ取り除けばいいの?」
「切り株は腐っているの?」
「放置しても大丈夫?」
と、心配になりますよね。
切り株にきのこが生えるのは、
切り株や根に残った木材を分解する菌類が
栄養源として利用していることが理由の一つです。
きのこを取り除くだけでは
切り株内部の菌糸までなくなったとは限らず、
再び発生することがあります。
きのこが生えたからといって
すぐに切り株を撤去しなければならないわけではありません。
✓ 切り株にきのこが生える原因
✓ きのこの取り除き方
✓ 切り株を撤去できない場合の対処法
✓ 再発を抑えるための考え方
まで、実体験を交えてご紹介します。
※すべての切り株にきのこが生えるわけではありません。
水分、温度、日当たり、木の状態、菌類の種類など、
さまざまな条件が関係します。
切り株にきのこが生える原因は?駆除方法と再発を抑える対策を解説
▼お時間のある時にご覧ください
目次
- 切り株にきのこが生える原因は?
- ―切り株にはきのこが栄養源として利用できる木材が残っている
- ―木材を分解する菌類が利用する
- ―湿度・温度などの条件が整う
- ―切り株が腐朽しているときに見られる変化
- ―きのこが切り株を腐らせているの?
- 切り株にきのこが生えたら放置しても大丈夫?
- ―放置してもよいケース
- ―早めに取り除いたほうがよいケース
- 切り株に生えたきのこの駆除方法
- ―生えているきのこを取り除く
- ―発生源となる切り株を撤去する
- ―我が家の切り株はなぜ6年経っても残っている?
- ―切り株を自然に分解させる
- 切り株の分解を促す方法
- ―市販の切り株分解剤を使う
- ―専門業者に切り株の除去を依頼する
- 切り株のきのこを駆除するときの注意点
- ―きのこを素手で触らない
- ―種類が分からないきのこは食べない
- ―薬剤を使用する場合は用途・使用方法を確認する
- ―きのこを火で焼くなど危険な方法は避ける
- ―住宅や配管の近くでは無理に切り株を掘り起こさない
- 切り株にきのこが再び生えるのを抑えるには?
- ―切り株そのものを除去する
- ―定期的に切り株をチェックする
- ―切り株に水がたまり続ける状態を避ける
- 豆知識|「きのこ」は「木の子」が由来?
- まとめ|切り株のきのこは、発生状況に応じて対処しよう
- 追記|切り株に穴をあけて1週間できのこが再発した
☑切り株にきのこが生える原因は?
―切り株にはきのこが栄養源として利用できる木材が残っている
木を伐採した後も、切り株や根には
セルロースやリグニンなどの木材成分が残っており、
それを栄養源として利用する菌類が生育するためです。
―木材を分解する菌類が利用する
切り株(木材)を分解して生活する菌類は
切り株の内部で菌糸を広げ、
温度や湿度などの条件が整うと
菌糸からきのこ(子実体)が形成されます。
*************
切り株が残っている
↓
菌糸が活動できる
↓
条件が整う
↓
きのこ(子実体)が出る
*************
―湿度・温度などの条件が整う
きのこ(子実体)の発生には
• 温度
• 湿度
• 木材の状態
• 酸素
• その場所に適した菌類が存在するか
• きのこが子実体を形成する条件
など、さまざまな要素が関係します。
切り株が濡れているからきのこ(子実体)が生えるわけではありません。
【参考・出典】
農林水産省「きのこはどうやって増える?」
―切り株が腐朽しているときに見られる変化
切り株に木材を分解する菌類が生育
↓
木材の分解が進む
↓
条件が整うと、きのこ(子実体)が形成されることがある
切り株の腐朽が進んでいる可能性を確認する際の目安
・ 木が以前より柔らかくなっている
・ 指や工具で押すとボロボロ崩れる
・ 内部が空洞になっている
・ 木の表面が変色している
・ 木くずのような状態になっている
・ きのこが繰り返し発生する
※きのこが生えているだけで「切り株が腐朽している」と断定することはできません。きのこの種類や切り株の状態を合わせて判断する必要があります。
―早めに取り除いたほうがよいケース
• 庭・通路など人が触れる
• 子ども・ペットが近づく
• 種類が分からないきのこが人やペットの手の届く
場所にある
• 切り株が腐って崩れそう
• 生きている樹木の近く
などは注意しましょう。
☑切り株に生えたきのこの駆除方法
―生えているきのこを取り除く
我が家のきのこを取り除く過程をご紹介。
①きのこを根元から取り除く
手袋を着用し、きのこの根元を園芸用の道具などで取り除きます。
私は包丁を使って取り除きました。
苦戦するかと思っていましたが、包丁を入れると
あっさりポロっと取れました。
※刃物を使う場合はケガに十分注意してください。
塊になったきのこは周辺に落ちることはありませんでした。
しめじのように見えるきのこは取り除く際に落ちました。
すべて回収し、ビニール袋へすぐに入れました。
驚いたことに、
きのこの根元は切り株の表面に乗っているだけではなく
木材と一体化したような状態になっていました。
目に見えているきのこ(子実体)だけを取り除いても、
切り株内部に菌糸が残っている可能性があります。
それも玄関前という一番目立つ所です。
これは長い付き合いになりそう・・・
――私の失敗――
「きのこの再発防止には木酢液をかけるといい」
というのをどこかで見かけ、
調べずに家にあった木酢液をかけてしまいました。
※木酢液は、今回切り株内部の菌糸を確実に除去できる方法として確認できなかったため、今後は自己判断で使用しないことにしました。
効くか効かないかわからないものをかけてしまった・・・
―発生源となる切り株を撤去する
きのこの発生源そのものをなくしたい場合は、
切り株を撤去するのが最も直接的です。
我が家は玄関ポーチがすぐ近くにあり、
切り株を掘り起こすなど、物理的に取り除くことはできません。
―我が家の切り株きのこ―
6年前に切り株を出来る限り低い位置で切断し、
路盤材を敷いたところからきのこが生えてきました。
今まで一度も生えたことはありませんでした。
路盤材を敷いてあることもあって、
もうとうに土に還っていると思っていたので
きのこが生えてきた時には本当に驚きました。
―我が家の切り株はなぜ6年経っても残っている?
我が家の場合、
次のような条件が分解速度に関係している可能性があります。
・立派な木だった
・切り株がある場所は傾斜がついており、
全く水が溜まらないので湿り気がない
・路盤材を敷いている、
日光に常にさらされているので常に乾燥している
6年間きのこが生えなかったからといって、
切り株が完全に分解されていたとは限らないようです。
―切り株を自然に分解させる
次の項目で詳しくご紹介します。
☑切り株の分解を促す方法
「水分・空気・微生物が働きやすい環境をつくる」
切り株を腐らせる方法は時間がかかるうえ、
腐朽の過程で一時的にきのこが発生することがあります。
きのこは見つけ次第取り除き、
切り株を分解させることに注力する方が解決となるかもしれませんね。
①切り株をできるだけ低くする
地面近くまでチェーンソーなどで切り下げます。
高さが低いほど、後の作業がしやすくなります。
②切り株の自然な分解を待つ
切り株の大きさや樹種、気温、湿度などによって
分解速度は大きく異なります。
数カ月で済むとは限らず、年単位で時間がかかることもあります。
③我が家の切り株にドリルが簡単に入る=切り株の分解が進んでいる?
我が家は玄関ポーチ前にきのこが生える切り株がある
ため、根本的にきのこを駆除したいと考えています。
切り株にドリルで穴を開ける方法を実践してみました。
目的:
切り株内部に水分や空気が入りやすくなれば
分解に影響するのではないかと、
ドリルで穴を開けて経過を見ることにしました。
※必ず分解が早くなるとは限りません。
切り株の大きさや樹種、環境などによる差があります。
きのこと一体化したように見える切り株は
ドリルで簡単に穴をあけることができました。
力を入れなくてもスルスルとドリルが入っていきます。
伐採直後の切り株にドリルで穴をあけた時とは
硬さが全く違いました。
分解が進んでいる、ということですかね。
この結果だけで腐朽の程度を判断することはできません。
穴をあけたことで
切り株の分解が進むか今後も様子を確認していきます。
―市販の切り株分解剤を使う
市販の切り株分解剤には、
切り株に穴を開けて使用するタイプなどがあります。
製品によって成分や用途、使用方法が
異なるため、表示を確認して使用してください。
※切り株分解剤は、
きのこを直接駆除することを目的とした薬剤とは限りません。
―専門業者に切り株の除去を依頼する
・大きな切り株や根が広範囲に残っている場合
・建物や配管などが近い場合
・電線・ガス管・水道管などの位置が不明な場合
・自力での作業に不安がある場合
☑切り株のきのこを駆除するときの注意点
―きのこを素手で触らない
切り株に生えている種類が分からないきのこを
取り除く際は、念のため手袋を着用しましょう。
きのこの中には、カエンタケのように
汁に触れることで皮膚障害を起こすものがあります。
取り除いた後は手袋を外し、手をよく洗いましょう。
【参考・出典】
厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:カエンタケ」
―種類が分からないきのこは食べない
野生のきのこには食用に適さない種類もあるため、
種類が分からないものは食べないことが大切です。
【参考・出典】
厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」
―薬剤を使用する場合は用途・使用方法を確認する
薬剤を使用する場合は
切り株やきのこへの使用が認められているか、
製品の用途・使用方法・使用量などを確認しましょう。
殺菌剤や除草剤、木酢液などは、
それぞれ用途や成分が異なります。
「きのこに効きそう」という理由だけで、
自己判断で切り株や土壌に散布するのは避けてください。
―きのこを火で焼くなど危険な方法は避ける
表面を焼くだけで、
切り株内部の菌糸まで確実に除去できるとは限りません。
切り株や周囲の枯れ葉・木材に火が燃え移る危険があります。
煙や臭いが発生するほか、
住宅やフェンスなど周囲のものを傷めるおそれもあります。
―住宅や配管の近くでは無理に切り株を掘り起こさない
・建物や配管などが近い場合
・電線・ガス管・水道管などの位置が不明な場合
自力で作業せず専門業者に切り株の除去を依頼しましょう。
☑切り株にきのこが再び生えるのを抑えるには?
―切り株そのものを除去する
根本的に再発を抑えたい場合、
きのこだけを取り除いたりするのではなく、
切り株そのものへの対策を検討しましょう。
―切り株に水がたまり続ける状態を避ける
切り株の状態やきのこの種類によって発生条件は
異なるため、乾燥させれば必ずきのこが
生えなくなるとはいえません。
雨水がたまり続ける場所では、
周囲の排水や風通しを確認しておくとよいでしょう。
|
目的 |
考え方 |
|
A.生えているきのこを 取り除きたい |
目に見えている子実体を取り除く |
|
B.きのこの発生源 そのものをなくしたい |
切り株を撤去する |
|
C.切り株を撤去できない |
自然な腐朽・分解を待つ |
|
きのこを目立たせたくない |
水分がたまり続けない 環境を整える |
|
切り株の分解を促したい |
切り株の状態や環境に応じて、 分解を促す方法を検討する |
我が家では、
玄関前で目立つ切り株→A
人がほとんど通らず安全上の問題がない場所→C
というように、
場所によって対応を分けることにしました。
☑豆知識|「きのこ」は「木の子」が由来?
きのこは「木のこども」という意味ではありません。
林野庁によると、
きのこは倒木や切り株などによく発生したことから
「木の子」と呼ばれるようになったとされています。
【参考・出典】
林野庁「きのこのはなし」
▼お時間のある時にご覧ください
☑まとめ|切り株のきのこは、発生状況に応じて対処しよう
切り株にきのこが生えるのは、
切り株や根に残った木材を木材分解性の菌類が
利用していることが主な理由の一つです。
目に見えるきのこを取り除いても、
切り株内部に菌糸が残っていれば、
再びきのこが発生することがあります。
きのこの発生源をなくしたい場合は、
きのこだけを取り除くのではなく、
切り株の撤去を検討することが
根本的な対策になります。
切り株を撤去できない場合や、
目立たない場所にあり安全上の問題がない場合は、
自然に腐朽・分解されるのを待つ方法もあります。
分解には長い時間がかかることがあり、
分解の途中で、きのこが発生することもあります。
我が家でも、
6年前に伐採した切り株から突然きのこが生えました。
今後もきのこの発生状況や切り株の状態を確認しながら、
必要に応じて対処していく予定です。
☑追記|切り株に穴をあけて1週間できのこが再発した
きのこを取り除き、切り株にドリルで穴をあけてから
わずか1週間できのこが再発しました。
こんなに早く再発するとは本当に驚きました。
ドリルに穴をあけたのみで、
この1週間雨だったわけではありません。
切り株ときのこが一体化したように見えていたので
切り株内部に菌糸が残っている可能性が大きいですね。
もう一つ、
私の未確認でかけてしまった「木酢液」は再発防止に効果がない
ということがわかりました。
毎日出かける際に「またきのこは生えていないか」
チェックするのが我が家の日課となりそうです。


















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